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時は戦国・日飜[ニホン]
殺摩[サツマ]の街角に、5歳の男の子が横たわっていた。
銀色の着物を羽織り、銀髪で、一見、金持ちの坊ちゃんのようだ。
舞子 「アナタ…。子供が倒れて…」
拓哉 「どこの子だ?見たことないな」
舞子 「ぼく、ぼくー?」
少年 「……?」
舞子 「あ。ぼく、お名前は?お家はどこかな?」
少年(闘王) 「…闘王。お家は…ない。家族も友達もいない…」
舞子 「まぁ、かわいそうに…。アナタ、この子…」
拓哉 「闘王君、我々が家族になったらダメかな?」
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