第一章 ~不幸~

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舞子 「アナタァァ!!!」 闘王 「父上…!!」 舞子が拓哉のもとへ駆け寄って行く。 その奥、玄関の入り口に、長い鉄のような物が光った。 闘王 「母上!!危な─」 舞子 「キャアアァ」 母の腹部を貫通している、血の付いた鉄。 刀だった。 鈍い音がして、母は倒れた。 どう見ても、二人共即死。 飛び散った血痕は、闘王の銀髪、頬、着物にも降り注いだ。
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