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数日後。
腹部の激痛と共に目を覚ました闘王は、目の前の現状に息を呑んだ。
両親の死体に、蠅がたかっていたのだ。
それだけならまだましだ。
が、その死体を、カラスがつついて、しまいには肉をちぎり、喰っている。
闘王 「く…っそぉぉぉおお!!!!!」
カラスは飛んで行ったが、蠅はまだ死体にたかっている。
闘王の脳裏に、炎が見えた。
何も考えずに右手を死体に向け、目を閉じ、炎を強くイメージした。
目を開けると、手の先の死体が燃えていた。
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