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「人殺し!!!」
「幕府の敵!!」
「近付くな!!!呪いがうつる!!」
「悪魔!死神!!」
「ひい!!!目が合った!殺される!!」
子供の次は、大人だった。
大人達は、闘王に近付く事すら避けた。
ある日、食料を買いに、市場へ行った。
当然、この街の市場ではない。
殺摩の商人は、闘王には何も売ってくれないから、隣の街まで歩いた。
帰って来ると、街の一部から火があがっていた。
その方角には、闘王の家が。
走って帰ると、家が燃えていた。
犯人は、取り押さえられている女性に違いない。
女性は、闘王の家に向かって、泣き叫んでいた。
「子供を返せ!!!」
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