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と、莢とジンがある方向を見ると、
1人の男が立っていた。
男の霊
「またきやがったな、貴様!今度は喰ってやるぞ。」
謎の男は莢とスーちゃんに、
謎の男
「すなまかったね、
毎年、お札は新しいのに取り替えに来るだけど、
今年はちょっと遅れちゃって。」
謎の男は笑いながら言った。
謎の男
「さぁ、俺も時間があんまりないんでね、
さっさと、終りにするか。」
男の霊
「ふざけるな!この虫けらが。」
男の霊はどんどん姿が変わっていった、
まるで、獣の様に。
ジン
「あ!あいつ!白神!」
男の霊は、凄い勢いで謎の男に攻撃をはじた。
しかし、謎の男は1歩も動かず立っていたが、霊の攻撃は全然当たらなかった。
ジン
「な!何なんだ?あの男!気の様なもので、全部防いでやがる、
しかも、ニコニコしながら。」
謎の男
「お前を封印しとく必要はないみたいだ。」
と言うと、経を唱え始め、すると霊は苦しみだし、
謎の男
「無になりなさい。」
すると、霊は炎に包まれ灰になった。
ジンも莢もあまりの強さに驚いて何も言えなかった。
謎の男
「じゃぁ、俺急いでるんで、
莢ちゃん、馬鹿男の事、頼むよ。」
莢
「ば!馬鹿男!て?て何で私の名前知ってるの?」
ジン
「あんた誰なんだ?」
謎の男
「まぁ、ジンくん、君とはそのうちまた、会うだろう、
それじゃ。」
ジン
「おい!待てよ!」
謎の男は、山の奥に消えてしまった。
スーちゃん
「ジンくん大丈夫?ありがとう、スーうれしかったよ。」
ジンは照れ臭そうに黙っていた。
莢
「見直したよジン。」
そして、莢とスーちゃんは学校に戻っていった。
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