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ロック「そうか、ならいい。今はこの学園生活を楽しめ。これで話は終わりだ。そこの扉から出ればみんながいる。ちなみに次は召喚魔を喚ぶからな」
クロード「わかった」
バタンッ―――
カイト「よぉ、遅かったじゃねぇか。あれか、全魔力解放したから色々聞かれたのか?
やばかったぜお前の魔力。この闘技場が揺れてたからな、ってか下手したら学園全体が揺れてたんじゃね?」
クロード「あれでも抑えたんだがな…。まぁお前の思ってる通りだよ」
あれでも抑えていたらしい。
流石に自分でもやばいと感じたのだろうか。
カイト「やっぱりそうか。で、言ったのか?」
クロード「いや、言ってない。だが、いずればれるかもしれない」
カイト「なんでだ?」
クロード「昨日の夜からなんだが強い魔力を感じるんだ。それが何だかはわからないが、感じたのはかなり遠くだったからまだ大丈夫だろ。
だが、もし優秀な生徒が集まるこの学園が狙われたら俺らが出ることになる」
カイト「それってやばくないか!?」
クロード「あぁ、だから今夜、急遽八帝会議を行う。無帝より炎帝に命ず、他の六帝にもこのことを伝えよ」
カイト「仰せのままに」
急に真面目になるカイト。いつもこうならモテるんだろうな。
エリー「2人とも何話してたの?」
カイト「ん?ただ雑談してただけだよ!な、クロード!」
クロード「あぁ」
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