黒髪の少年

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『バーーンッ』 夕闇の空に花火が打ち上げられた。 この花火は狩りの終わりを告げるもので、この合図によりギルドに雇われた迎えの者を呼ぶことができる。   この森丘にも再び平穏が戻ったのだ。しかし、また新たな飛竜が住み付きハンター達が呼ばれることになるのだろう。 それは今まで何十年何百年と繰り返されてきたことでありこれからも続いてゆく。これがこの世界の摂理なのだ。そしてその摂理の中で1つまた1つと伝説は生まれていく。
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