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椅子に座りイライラしてるケニーの元に1人の男が現れた。
先程のミッチと違い、からかいに来た様子でもなく、男はケニーの正面の席に座った。
そして ケニーに1枚の紙を渡す。
『~依頼書~リオレウス1頭の討伐を依頼する。』
紙にはそう書かれていた。
「俺と組まないか?」
そう言って手を差し出す男。
いきなりの言葉に驚いたケニーだったが、その目は喜びに満ちていた。
がっちりと握手を交わす二人に言葉はいらなかった。ハンターとはそういうものである。
男は、あまりこの街では見かけない顔だったが彼もまたケニーと同じ黒髪をしていた。
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