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「ケニー、この先は4番に進もうと思ってるんだが。」
ハンター達はフィールドを小分けして番号で呼ぶ事が多い。ちなみにケニーとヒカルが今いるのは、3番である。
「ケニーはリオレウスは初めてだったな、4番はリオレウスが縄張りにしている可能性が高い場所の一つだ。入っても合図を上げるまで決して物音一つ立てるんじゃないぞ!」
4番に向かう途中、ケニーは嫌な予感を感じた。この感覚は飛竜の存在を察知したものではなく、何か大切なモノを失くしてしまうような、奇妙なものだった。
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