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「くっ……ドスランポスか…」
ケニーに不意打ちを喰らわせたのは、ランポスより一回り大きな体に巨大な爪を持つランポスの群れのボス、ドスランポスだった。
そして、この一撃を境にランポス達は一斉にケニーに跳びかかってきた。
その時、かすかにステラの声が聞こえた気がしたかと思うと、いきなりケニーの周りを強烈な光が包み込んだ。
目が眩み地面でもがくランポス達。
「危なかったわねケニー。」
そう言うステラの手には球が握られていた。
「閃光球か…今がチャンスだな!」
そう言うとケニーは落としていた片手剣を拾い、もがくランポスどもに切りかかった。
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