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純は…
この街に有り得ない
有ってはいけない…
領域に迷い来んでしまった…
この街が守って来た日常に
非日常的な事を侵してしまった…
忘れ物とは言え
誰かの所有物…
それを…
街の歯車が狂い始めた…
今まで街に逆らう事をせず
街に従って来た…
その事で
街は守られ平和な日々を過ごして来れた…
しかし…
純の侵した罪により
恐れていた
暗黒との結界が…
崩壊してしまったのだった…
暗黒からの使徒が目を覚ます…
街の人達は全く気付かない…
勿論
純も自分の侵した罪さえ
気付く事は無かった…
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