一晩の願い事

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大地「今日も寝よう」 大地は布団の中にもぐり込み目を閉じた。 もちろん彼が寝たのは11時半という普通の時間なのであった。 ???「……さい」 誰かがを何かを言っている。 ???「…てください」 どうやらこの声の持ち主は大地を起こそうとしているらしい 大地「う…んん?」 欠伸をしながら目を覚ます。 そこにはあたり一面にお花畑が広がっていた。 大地「えっ!?なんだこれ?」 驚きのあまりキョロキョロ当たりを見回っている。 ???「やっと起きてくれましたね夏川大地くん」 大地「誰?」 桃色の髪が腰まであるロングのかわいらしい女の子に訪ねた。 ???「私は中野 友里(なかの ゆうり)です。早速ですがお願いがあります。あの…」 大地「ちょっと待って!!」 相手の話の途中に割り込むようにして話した。 大地「キミはなんなんだ?しかもここはどこなんだ?」 とりあえず疑問に思うことを訊ねる。 ギュッ!! 大地「なっ…何?」 友里はいきなり大地の腕に抱きついた。 友里「そのことはのちのち話していきます。でもっ……」 友里は急に顔を真っ赤に染めて言葉をつなぐ 友里「きっ…聞いてください」 そんな彼女の言葉を聞き耳をむけた。
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