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大地「どこか行きたい場所ある?ってこんな何もない場所の何処に行けばいいんだろな」
珍しく気をきかし積極的に話す。
友里「一緒に学校から帰りたいな」
友里の要望は2人きりでの下校だった。
大地「そんなんでいいなら喜んで!!って言いたいんだけど学校なんて見あたらないし…」
そういいながらあたりを見回す。すると辺り一面のお花畑は姿を変え見覚えのある教室があらわれた。
大地「!?!?」
余りにも唐突な出来事に唖然とするしかなかった。
時計は6時5分前をさしている
見覚えのある教室、制服、落書きのしてある机…間違いないここは学校だ。
友里「帰ろっか夏川くん」
隣の席にはウチの制服をまとった友里の姿があった。
大地「大地でいいよ!!ほら僕たち1日とはいえ付き合ってるわけだし」
照れてよそをみながら言う。
そんな大地の姿をみてクスクス笑いながら
友里「わかった☆大地くん!!私のことも友里ってよんでね!」と言った
そんな会話をしているうちに6時になり下校の放送が流れる
大地「じゃあ帰ろうか友里…さん」
大地はそんなたわいのないやりとりがとても大切な時間に思っていた。
話しながら校門を出たあたりで友里が手をつないできた。
その後も緊張してカチカチになったりする大地を見て楽しそうにする友里をみて大地の緊張も溶けていく
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