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しばらく歩いて川があるそこをまたがるように架かっている橋を渡れば友里の家がある。
また大地の家も近からず遠からずの位置にあった。
大地はこの時を大切にして友里のことをもっとしりたいと思った
大地「俺さもっと友里のことをしりたいんだ!だから…っん!?」
今度は人差し指ではなく唇で大地の唇を塞いだ。
少し背伸びをし、瞳をつむり、頬を赤く染めてキスをした。
唇を離すと友里の体が少しずつ透けていく。
友里「ありがとう…でも時間みたい」
だんだん色が薄くなっていく。
大地「まっ待って!!何でだ?何でなんだ?」
友里の腕を掴もうとするがすり抜けてしまう。
大地「僕は友里のことが好きなったんだ。たった1日だったけどっ今もこれからも変わるつもりはないっ!だから行かないでくれ」
掴めないとわかっていても必死に掴もうと腕を伸ばすがやはり触れることができなかった。
友里「本当にありがとう。大地くんのこと好きになってホントによかった!!」
もうほとんど見えない。
もう触れることもできない
しゃべることも…
そんな感情が湧き出てきたが何も出来ない自分が悔しかった。
すると自然と叫んでいた。
大地「友里ぃー!!!!!」
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