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お母さんは僕の顔の目の前に手をかざした。
「иуюяэьфкЧНДτうぅん@」
どうやら魔法を唱えているようだけどお母さん、最後のうぅんはナンデスカ?
お母さんの手には僕の顔の皮みたいなのを外したのだ。所でお母さん、どうみてもそれ、顔ですよね?
「恵、本当はね。
貴女がこれまで生きてきた顔は偽物なのよ」
「はいぃ?」
「これはお母さんがね。魔法で普通の顔にしたのよ。そう、私の元を離れる時に元の顔に戻そうとしたけど女になったからその心配はないから取ってやったわ♪」
「お母さん、何やっているの???!
でも、女顔からさらにグレートアップしたなぁぁ」
「ちなみに顔は何もしてないから恵が男の時でもその顔になっていたのよ?」
お母さん、貴女にめちゃめちゃ感謝してます。男の頃この顔だったら死んでいたよ…
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