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そんな塾の帰り道もカレと帰る
ことが当たり前になっていた。
カレが先に外へ出ればバイクに
跨って私を待ち、私が先に外へ
出ればカレのバイクの側で待つ
ごく自然にそぅなっていた。
ある日…先生からの突然電話。
ものスゴくビックリしたのを
今でも覚えてる。。カレからの
電話が驚いたと同時に嬉しくて
舞い上がっていたな…。
内容全部は覚えてないけど…
『何でだろうな?ぉ前と話てる
と楽しいし落ち着くんだよな』
先生の電話番号を教えてもらい
『マタ電話するな』アナタがそう
言って受話器を置いた。
この1本の電話がキッカケで、
電話し合う仲になっていった。
印象的に残ってる会話の1つが
『今日、学校で生徒とバレーボール
やっててメガネ壊しちゃったよぉ
~!』と…『壊したの?』と
笑いながら言うと…アナタゎ
笑いながら『俺のコト心配しない
ワケ?』て言ったと思ったら…
急に切ない声になり『俺、目の
上を少し切ったのになぁ…。』
何だか10歳も年上のアナタを
愛おしく可愛いぃって思った。
『お前大人っぽいからさ、まだ
中学生だってコト忘れちゃうょ』
えっ?そぉ~?『何でお前は、まだ中学生なんだょぉ?』
何でって…
『お前がせめて高校生だったら
良かったのにな…。まだ中学生
なんだよなぁ……』
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