春うらら。

2/10
47096人が本棚に入れています
本棚に追加
/539ページ
綾瀬に唇を奪われそうになって数分が過ぎた。 しかし未だに、僕の心臓の高鳴りは止まない。 そして、もう一つ気になるのは…… 腰を下ろしているベンチの右となりをチラッと見つめる。 そこには以前綾瀬由衣がいて、 彼女は陽気そうに口笛を吹いていた。 どーゆーつもりだよ…
/539ページ

最初のコメントを投稿しよう!