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王様は夢を見ています
「ーーーちゃ~ん、どうしたの~?ーーーさん大丈夫だったぁ?」
聞いた事ある声が聞こえてきました。
「……だれ?」
「あっ……」
階段下をのぞき込むと、そこにはに見たことのある女の人がいました
「えっ……と」
「―――さん……ですか?」
「あっ、はい」
どこかで見たけど、思い出せません。
「大丈夫ですか?」
「ん?もう全然……」
「あの……血だらけじゃ説得力無いんですけど……」
覚えてないけど、あの時も血だらけでした
その女の人は怪我のことを心配してくれたけど、それより他に伝えなくちゃいけないことがありました。
それを、彼女は快く引き受けてくれたようです
「ありがと。えっと……」
「コスモスです。これからよろしくお願いします」
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