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『この街を出て、一緒に東京で暮らしてくれないか?』
彼は東京行きの切符を右手に真剣に見つめていた
「ありがとう」
嬉しかった..。私は迷わず切符を受け取った
不安なんて少しもなかったよ
愛する人が一緒ですから
そぅ 愛する人が今の私の全てです
私が自分を忘れずに、ありのままでいられるのはあなたがいてくれるから…あなたの為に生きていきたい
辛い時や苦しい時が多少あるでしょうが恐くはなかった
(父さん、母さん。私、あの人と東京で暮らすことにしました。馬鹿なことだと十分解ってます。私だってもう子供じゃありません..自分で考えられます。
ごめんなさい
最後のわがまま許して..)
私を育ててくれた親も頼る家族も捨ててきました
馬鹿な甘えとか未練も全部
あなたとの新しい人生と夢の為に
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