発見

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しばらく個人の産婦人科に通っていた家内が,どうも卵巣が腫れているので,国立病院に行くようにとの指示があり,紹介状を書いてもらって,国立病院を訪れたのが平成15年10月の初めころ。 国立病院には,表向き産婦人科となっているが,産科と婦人科と専門が分かれている。相互にフォローする体制は取っているとのこと。 卵巣だから担当医が婦人科専門となるべきところが,何故か産科の医師が担当となった。そして,数度の検査を経て後,平成15年12月10日の手術に向けて,前日から家内が入院した。 その日は,私も休んで付き添うことにした。 朝から病院に行き,昼からの手術の予定のところが,午前の手術が長引いたとのことで,14時からの手術となった。 術前の医師からの説明では,良性の腫瘍にほぼ間違いない。単純に切り取るだけだから。しかし,開いてみないと分からない事もあるから。手術時間は4時間を予定。だいたい18時過ぎくらいだ。
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