武兄ちゃん

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お風呂を出て明日の用意をして、武兄ちゃんの部屋を訪ねてみた トントン 「はーい?」 『兄ちゃん♪あ…』 武兄ちゃんは絨毯の上で腹筋していた。 「ちょうど終わったよ!ってか、筋トレしてから風呂入れば良かった… どした?」 『…いつ顔見れるか解らないから…』 「プッ(笑)飯は一緒に食えなくても、そこまで遅い訳じゃ無いから顔なら毎日見れるよ(笑)」 『そうなの?!』 「柚菜は本当可愛いなぁ」 …ちょっと恥ずかしい… 『じゃぁ寝るね?』 「うん!また明日」 『おやすみ…』 「おやすみ」 武兄ちゃんの大きな手が私の頭をポンポン撫でる それだけで心臓が飛び出しそうだよ… 武兄ちゃんからおやすみを言われるのは世界中で私だけ… なんだか凄く幸せな気分で部屋に戻った
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