プロローグ

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恋なんて、消耗品だ。 所詮、最初のときめきなんて薄れていくものなんだし、本気になるなんてバカらしい。 大体、本気ってなに? 男なんて嘘つきだし、浮気はするしろくなもんじゃなぃ。 思い通りにならないと、力づくでイイなりにしようとしたり、型に当てはめようとしたり…。 いつまでたっても子供だよね。 そんな男に振り回されるなんて、ごめんだ。 愛だの恋だの、そんな幻想いらない。 どうせ、裏切られて泣くことになるんだから。 あたしは、男なんて。 男なんていらない。 男なんて踏みつけて生きてやる。
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