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幸治『ハハハ…こんな所にいるとは思わなかったよ、なぁ…優助』
そう言いつつ二人に近付いていった
優助『あぁ…なんでこんな所にいるか疑問に思う程だよ…ハハハ』
優助も幸治と同じように近付いていった
苦笑いをしながら
女『なんで二人とも苦笑いしているの』
怒った口調で言うと幸治と優助は否定するかのように手を横に振った
優助『苦笑いなんかしてねぇよ、いつもと同じだよ、同じ』
幸治『優助の言う通り、俺達は二人が夫婦喧嘩しているからって別に困っていないし』
そのたった一言が女の怒りを最大級にしてしまった
女『夫婦、喧嘩ぁ~!?』
女は腕を胸の前に持ってきて指を鳴らした
そしてその後ろから暗いオーラをだして二人を睨んでいた
優助『幸治…お前一言多い』
その一言が二人の地獄行きの列車に乗る合図となった
『『ぎゃあーーーー』』
男はその様子見ながら心の中で呟いた
男(あいつの馬鹿は一生直らないな)
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