23時11分~鉱山

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田中は岸田の指射す方を見た!! 深く埃が被った階段に 足跡がついている…… 田中『またあの化け物か?』 唾をのんだ 田中『行ってくる……』 ぎぃ ぎぃ ぎぃ 階段をゆっくり上がる… 二階まで足跡は続いている 部屋に着いた 窓と 机 ベットがある 足跡は机 そして窓とつながっている 机にむかうも 特に変わった物はなかった 田中『はぁっ………』 特に 何もないか…… 田中が気を許した 次の瞬間!!! 岸田『きゃぁぁぁぁあ』 岸田の声が響いた!! 田中『里絵~~~~』 田中は死に物狂いで階段を下りた ダダダダダダダ 下にいくと 岸田がいない……… 田中『里絵~~~~』 Y字の分かれ道にでて 真っすぐ走った!!! ただ真っすぐ走った……… 田中『里絵………里絵』 先まで走ったら…… 血まみれの屍人がいた…… ……おばさんの屍人だ 屍人『ぐがっっぐ』 田中『どけぇぇ』 走りながら 手で払いのける!! そのまま走り去ろうと 屍人『ぐがぁ』 田中の背中から肩に噛り付いた!!! 田中『ぐぞぅ!!』 無我夢中に走る…… 屍人『きぃひっきぃっひ』 バドルスーツでありど血が滲んでくる 田中『っじゃまだぁ』 思いきり裏拳をかます!! 屍人『ぐがっ』 顔が崩れる………… 一瞬の隙を見て振り払う…… 田中『血がながれすぎたか…………』 行き先についた………… 鉄の大きな扉の小さな扉を出た……… 岸田の面影がみえた……… 田中『里絵………』 岸田『じゅんき………』 岸田が血まみれでいて 下に …………屍人? 田中『おぃ』 岸田『………私………私』 岸田はどさっと倒れた 田中は岸田をおんぶして歩きだした…… 何故?………… わからないまま………… 歩く 真っ直ぐいくと 前が坂道 左に道が続いている 何かに導かれるように 左の道を選んだ……… 下にリボルバーの弾がちらばっている…………
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