夜見島-ヨミシマ

深夜4時12分～岸和田港

ゴドォォォォン！！！

物凄い振動が来た

急に波があれだした

ﾆﾀﾔ『なんやこれ』

河合『早く船へもどるぞ』

二人が船橋に走って帰ったその時

田中『なんだこれ？ 海が紅い

ﾆﾀﾔ『じゅんき早く中へ』

田中『おぅ』

…………ドゴゴゴォォン

また 船が揺れた

船が傾く

ﾆﾀﾔ『イタタタ』

じゅんき？

田中『おーイ はよ助けてくれ

船は傾き 田中は手摺りに捕まっていた

ﾆﾀﾔ『今助ける 河合，ロープかなんかないか？

河合『ない………どうしょ』

田中『くぅ………』

船が揺れる

ﾆﾀﾔ『じゅんき～～

傾く船を滑りながらじゅんきの方へ行く

河合『おいっあぶないて 二人ともおちるぞ

ﾆﾀﾔ『手のばせ…………』

田中『おぅ………』

ドゴゴゴォォン！！！

ﾆﾀﾔ『！！！！！』

じゅんきが海へ投げ出される

ﾆﾀﾔ『じゅんきーーー』

田中『うわぁあぁあ』

じゃぼん！！！

ﾆﾀﾔ『………………』

河合『ロープあったぞ！！！あれ？じゅんきは？』

ﾆﾀﾔ『………………』

河合『はよ掴まれ』

河合はロープを投げる

ﾆﾀﾔ『ゴメン………もうちょい早ければ……ほんまゴメン』

ﾆﾀﾔはなんとか引き上げられる

河合『早く貨物庫へ』

ﾆﾀﾔ『……………』

→貨物庫

揺れが収まらない

ドゴゴゴォォン！！！

ドゴゴゴォォン！！！

船は傾きは直ったものの 左右に弄ばれる！！

ﾆﾀﾔ『河童，なんか掴まれ』

ドゴゴゴォォン

河合『……………』

……………揺れが治まっ

ﾄﾞｺﾞｺﾞｵﾞｵﾞｵﾞｵﾞん

二人は気を失った