プロローグ

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    ひらり、ひらひらと 蝶が舞う 真っ黒な翅をはためかせて ふわり、ふわふわ、 都会の夜を舞う 近寄ってはいけない その蝶は魔性 彼が放つ香鱗を浴びたなら、 貴方はもう、戻れない 堕ちる先は天か地か それとも・・・?   ほら、 今日もまた、彼に魅せられた 哀れな男がひとり、深淵に落ちた  
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