- K.side -

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    ふわり、ふわふわ 俺の下で蝶は舞う 二人だけの淫靡な世界で 同じリズムを刻んで踊る 力づくで組み敷いて、 所有の証を刻み付けてみても、 夜が明けたら、またこの蝶は別の花に飛んで行くのだろう ―そんなことは許さない・・・! この蝶は俺の物 誰にも渡さない 狂った思考に囚われた俺に、悪魔が囁いた 彼ノ翅ヲモギ取ッテシマエバイイ
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