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「…（虹一達が現れてほっとしている自分がいる）」
ｶｧ～
頬が赤くなる
「？どうしたの雷鳴さん」
「うるさーい！！虹一は黙ってて！！」
照れ隠しから虹一をノックアウトさせる
「…ど…どうして…俺がわるいの…」
バタン！
ボロボロな虹一をただ何も思わず見ている壬晴
「…虹一ボロボロだね」
いつもの風景とやり取り、に雷鳴は微笑んだ。
「虹一…その…さっきはやり過ぎました。…って虹一！！」
「清水！さっきので相澤は伸びてるぞ～」
だら～ん
として動かない虹一
「えぇー！！」
雷鳴は虹一の所に寄り、様子を見ながら心配そうに突く
つん！つん！
「（なんでこういう時に虹一は、伸びてるのかなぁ～…人がせっかく…せっかく感謝しようとしてたのに！！）いつもゴメンね、虹一…こんな私だから迷惑かけてばかりだと思うけど、虹一は私にとって大切な奴だからさ！」
雷鳴は周りに気づかれないように、顔を赤くしながら虹一の耳元で囁いた。それが本人に聞こえたかは分からなかった。でも…雷鳴が虹一から離れた時、虹一の顔がほんのりと赤くなっていた
「（雷鳴さん…）」
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