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言葉にしないと伝わらない、でも伝わる想いもあるかもしれない…
「フフ!夢だから直接本人に言ってる訳じゃないけど、いつかその言葉が言えるかな」
「雷鳴ならできるんじゃない?」
「ありがとう壬晴」
夢の世界に眩しいくらいの光が雷鳴達を照らしだす
「雷鳴さん!」
「お!虹一目が覚めたのか♪良かった~」
「もうすぐ雷鳴さんはこの世界から消えて、現実世界に戻る」
「え!?それって夢から覚めるって事!!」
その時雷鳴の心に、覚めたくない、このままここに居たいという気持ちが、駆け巡った
「この世界に雷鳴さん覚悟があっても、平和でしかない雷鳴さんの世界だからね、でも現実は大変な事になっている!覚悟も闘いも避けられない」
雷鳴は分かっている、この世界に居てはならないと
「(この世界は私が望んだ平和な世界)分かってるんだ虹一…私こんな平和な世界にできるよう頑張る!!」
雷鳴はガッツポーズをして、強い光りの方へと走り出した。
「ありがとう!!皆~」
少し涙を流しながら光の中へと消えた…
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