ー独りじゃないー~雷鳴編~

3/4
前へ
/23ページ
次へ
言葉にしないと伝わらない、でも伝わる想いもあるかもしれない… 「フフ!夢だから直接本人に言ってる訳じゃないけど、いつかその言葉が言えるかな」 「雷鳴ならできるんじゃない?」 「ありがとう壬晴」 夢の世界に眩しいくらいの光が雷鳴達を照らしだす 「雷鳴さん!」 「お!虹一目が覚めたのか♪良かった~」 「もうすぐ雷鳴さんはこの世界から消えて、現実世界に戻る」 「え!?それって夢から覚めるって事!!」 その時雷鳴の心に、覚めたくない、このままここに居たいという気持ちが、駆け巡った 「この世界に雷鳴さん覚悟があっても、平和でしかない雷鳴さんの世界だからね、でも現実は大変な事になっている!覚悟も闘いも避けられない」 雷鳴は分かっている、この世界に居てはならないと 「(この世界は私が望んだ平和な世界)分かってるんだ虹一…私こんな平和な世界にできるよう頑張る!!」 雷鳴はガッツポーズをして、強い光りの方へと走り出した。 「ありがとう!!皆~」 少し涙を流しながら光の中へと消えた…
/23ページ

最初のコメントを投稿しよう!

21人が本棚に入れています
本棚に追加