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萬天市内を宛ても無く歩く虹一
「はぁ~…僕って意外と苦労性なのかなぁ(この気持ちを僕はどうしたいんだろう)」
周りに気にしないで歩いていると
「…あ!虹一だ」
「う~ん…!壬晴君!どうしたの?」
「お使い中」
素っ気ないが、壬晴らしい 答えに虹一はどこかいつもどうりな空気になる
「あっあのさ!壬晴君は恋愛とか恋をどう…!?」
「壬晴君!!」
壬晴は虹一の話しを聞かず青々しい空を無関心な心で見ていた。
「…あ!どうしたの虹一?」
「…嫌…なんでもないよ(壬晴君に聞くのは間違いだったかな~)」
「…そう、じゃ買い物の途中だから」
そう言うと壬晴はスタスタと萬天の町の中に消えた
取り残された虹一はただ佇む
「……(人選ミスだね…絶対)こうなったら!!」
虹一は忍び並の走りである所へと向かった。
その先は…
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