ー関わるー~壬晴編~

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ー関わるー~壬晴編~

『僕に関わらないで…』 『でも愛してほしい自分が心にいる…』 『なんで……?』 授業中はよく外の景色をよく見る 「(今日も晴れだ…帰ったら店の手伝い)」 自分は浮いてる、でも馴れ合うのは苦手、周りとは時間が違う気がする 「(そういえば、最近変な夢見るな)」 暗い何もない場所にいて語りかける 『貴方は何を欲するの?』 「(誰とも関わりたくないから無関心でいるのに…何で関わるんだろう)」 キーンコーン 鐘が鳴る 「六条!!」 「先生…」 「忍者にならないか?」 「嫌だって言ってるでしょ(ニヤ)」(悪魔六条) グサッ!! 放心状態になる そして逃げる壬晴 最近はあの先生が来る度に悪魔になってみたりしている 「(あの先生からかうと面白いんだよね♪)」 すると教室から何か熱く語る声がしてくる 「忍はまだ生きているんだ!!」 同じクラスの相澤 虹一は忍好きなのか、忍に詳しく熱く語る 「(色んな人っているよね)」 壬晴の心の穴を風が吹きぬける
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