ー壬晴の夢ー

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ー壬晴の夢ー

ねぇ聞こえる?森羅万象さん… 「壬晴ー!!」 「雷鳴…どうしたの?」 「(ニコ)無関心ね!でもすごいは!まさか夢まで無関心とは」 夢?なんだこの世界は夢なんだ 「(どうりで何もないんだ)雷鳴何してるの?」 「私は…皆この世界から消されて、白い世界なの」 白い世界?どうして白い何もない世界なの? 『壬晴…欲しなさい…望みなさい』 止めて…止めて!! 「…壬晴…なんで一人で抱えるの?…私はま…た…消すの…」 「お前は雷鳴じゃないんだね」 『でもいいわ!あなたはいずれ私を…』 ピピ! ピピ! 真っ白な世界は意外と好き、でも何か心が苦しい 「…今日も同好会入れってうるさいんだろうな」 どこにいても、誰かがいて、僕に関わるそれは、森羅万象があるからなんだろうけど、当分は皆関わることを止めないんだろう…
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