ー夢の夢ー・虹一の夢

1/2
前へ
/23ページ
次へ

ー夢の夢ー・虹一の夢

俺は言いたい事が… あの人に… この気持ちを 虹一は今夢の中のいつもの町並みの中にいる 「…なんか静だな…夢?珍しくもリアルな夢を(最近疲れているからかなぁ)」 コツコツ… 静かな街に響く足音、虹一はその方に向くとそこには… 「うん?どうしたの虹一」 そこにはいつもと変わらない、制服姿の雷鳴がいた。 「なっなんで雷鳴さんが…(ここ俺の夢だよね!?現実じゃないよね!?)」 顔をつねって、挙動不審になる虹一を見て雷鳴が笑う 「クック…変な虹一」 「え!…いや…雷鳴さんがいてびっくりして」 二人はいつのまにか歩きながら話していた。静かな街に二人の話が響く 「夢の世界っていいよな♪望めばその通にできるから」 「そうだね」 「だから今なら虹一が望んでいる事が叶うよ♪」 そう雷鳴が言った時、虹一の足が止まった 「(俺の望み…それは『解放』でもそれには森羅万象の力が必要で、叶わないと思ってもいた事が、この世界なら叶う!?)願っていいのかな」 「虹一の夢だよ!願うのは自由じゃん♪」
/23ページ

最初のコメントを投稿しよう!

21人が本棚に入れています
本棚に追加