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ー夢の夢ー・虹一の夢
俺は言いたい事が…
あの人に…
この気持ちを
虹一は今夢の中のいつもの町並みの中にいる
「…なんか静だな…夢?珍しくもリアルな夢を(最近疲れているからかなぁ)」
コツコツ…
静かな街に響く足音、虹一はその方に向くとそこには…
「うん?どうしたの虹一」
そこにはいつもと変わらない、制服姿の雷鳴がいた。
「なっなんで雷鳴さんが…(ここ俺の夢だよね!?現実じゃないよね!?)」
顔をつねって、挙動不審になる虹一を見て雷鳴が笑う
「クック…変な虹一」
「え!…いや…雷鳴さんがいてびっくりして」
二人はいつのまにか歩きながら話していた。静かな街に二人の話が響く
「夢の世界っていいよな♪望めばその通にできるから」
「そうだね」
「だから今なら虹一が望んでいる事が叶うよ♪」
そう雷鳴が言った時、虹一の足が止まった
「(俺の望み…それは『解放』でもそれには森羅万象の力が必要で、叶わないと思ってもいた事が、この世界なら叶う!?)願っていいのかな」
「虹一の夢だよ!願うのは自由じゃん♪」
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