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東へ飛んだF‐108Bが戻ってきた、今度は綺麗な編隊は崩れ街の上空で旋回を始めた。
揺れる大地は収まることも無く、どんどん勢いを増していく、そして、その揺れは、先ほどから響くの衝突音に合わせ揺れているのが次第に分かってきた。
F‐108Bが両翼に装備されたミサイルを放つ、市街地で有るにも関わらずだ。
白い煙を引きながら飛んだミサイルは、爆炎を上げ何かに当たった、その何かは街並みに隠れ良くは見えないが、非常に巨大な事と数百メートル先に居る事は理解出来る
ミサイルの爆発を皮切りに、蜘蛛の子を散らすように逃げ出す民衆、ある者は押しのけ、ある者は押し倒され、信号は無視され車は衝突し山となり煙を上げている、車内には体を挟まれ動けない人達が取り残され、阿鼻叫喚となっている。
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