闇へと差し込む光

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俺は生きている意味もないかのようにただ彷徨っていた 友達らしい友達も居ない ただ居るだけ。そんな感じだった そんなある日 俺は廊下を彷徨っていた。勿論生気も抜けてぼぉーとしていた 『きゃ!痛あぃー』 俺はその悲鳴で我に返った。『痛いじゃないか。どこ見てあるいてんだよ。』 と今思うととてつもなくひどい事を言った。 『ごめん・・・』と彼女は泣きそうになりながら走っていった。 ふと俺は足元を見た。 そこにはあいつが落としていったであろう一枚のメモが落ちていた。 日記か何かだろうか。 自分へ 最近 いいことが無いです。 私はいつも嫌な目にあっています。あの子供ときの出来事からでしょうか。         彩より そこにはこう書いてあった。その時の俺はこのメモの内容がわからなかった あの場では成り行きできついこと言ってしまったが俺にも非がある。と言うか俺が悪い。これぐらいのこと病んでいた俺でも理解できた。 仕方がないのでこのメモを渡すために彩を探した。 それに謝りたかった。
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