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カシャッ!!
『おはようございまぁす』
カメラのシャッター音で賢吾は目が覚めた
『お前何撮ってんだよ!!』
賢吾は携帯を奪おうとした
『しぃー!!まだ麻里子寝てるからさ』
隣りをみると麻里子がスヤスヤと寝ていた、寝顔をみて賢吾はつぶやいた
『か、かわいい…』
それをきいた拓也はにやけた
『え…?お主!もしや麻里子殿に惚れたのかな?』
拓也は賢吾をからかった
『惚れてねぇよ!ばぁか!!オラッ』
そういって賢吾は拓也に4の字固めをした
『痛い!!痛いからやめろっ!!!!』
2人で騒いでいたら麻里子が目をこすりながら上半身を起こした
『おはよぉ…もう7時40分かぁ』
麻里子は顔を洗いに洗面所に向かった
『んでさぁ!ホントの所どうなのよ、惚れた?』
半分笑顔で聞いてきた拓也に賢吾は照れながら答えた
『ちょっとだけ…いいかもって思った…』
それをきいた拓也は結構真剣に賢吾に言った
『ま、なんかあったら協力すっから!ささっ、朝飯食って学校行くべ!』
3人は朝食を終え支度をすませ学校へと向かった
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