-暑い夏-

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時間っていうのはすぎるのが早いものだ 俺が麻里子に片思いを始めてはや三週間、季節は夏真っ盛りの7月 『うわぁぁ…す、すぐるぅ…せっしゃがアイスだったらすでに溶けてるでござる…』 卓は机に倒れながら喋ってる拓也をみた 『大丈夫、お前はアイスじゃないから』 『でもまじで暑い…とりま学校でようぜ?もう放課後だしなぁナギサ達も!帰ろうぜ?』 賢吾はベランダで野球部を見ていたナギサと麻里子を呼んだ 『うん!』 すると倒れていた拓也が飛び起きた! 『え!!もう放課後なの!?聞いてねぇよ↓↓』 ナギサは拓也に笑いながら言った 『いやいや、HRしたじゃん』
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