救急車…

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救急車…

そんな日々が何日続いたのだろう。 記憶は定かではないが、多分…一週間か二週間?いや、一ヶ月経った頃だったかな。 ある日、習い事から帰宅すると、家の前に救急車が… へ?なに、なに? 救急車をそんなそばで見る事のない私は、恐る恐る近づいて行った… すると、そこには、久々に母上の姿…(微)と、担架の上には父上が…(驚) 私はなんがなんだか解らず、『どしたん、どしたん?』と母上に。 母上は慌てた表情で『お父さん、会社で倒れたねん。お母さんも病院行ってくるから、まるこ(姉の偽名)とご飯食べて寝ときなさい』と言い残し、救急車は去って行った。 その日はドギドギして、寝れなかったような気がする…
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