子宮頸ガンの種類別

1/1
前へ
/14ページ
次へ

子宮頸ガンの種類別

子宮頸ガンには‥   扁平上皮にできる、扁平上皮ガン‥   頸管粘液を分泌する、腺組織にできる腺ガン‥   2種類があります。   子宮頸ガンのうち90%以上を占めるのが‥ 扁平上皮ガンで‥ 腺ガンは10%以下と言われてます‥ (でも以前に比べると、腺ガンの割合が少しずつ上昇してる傾向がある。)   子宮頸部の粘膜は、単層の円柱上皮によっておおわれ、外部からの刺激を受けやすい膣の粘膜は、15~20層に重なった扁平上皮によっておおわれてます。 そしてその境目がちょうど子宮口のあたりであり、扁平上皮ガンも腺ガンも大部分がこの2種類の上皮の境目に発生しやすい。   円柱上皮と扁平上皮の境目は、女性ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)の作用で変動しています。   エストロゲンの分泌が多い時は、境目が膣の方に‥移動。 エストロゲンの分泌が少ない時は、頸部の内部の方に‥移動します。   したがって子宮頸ガンのできる場所も、年齢によって異なり、若い頃は子宮口に近いところに発生し‥更年期以降は頸部の内部に発生します。   (私は扁平上皮ガンでした。)  
/14ページ

最初のコメントを投稿しよう!

106人が本棚に入れています
本棚に追加