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子宮頸ガンの種類別
子宮頸ガンには‥
扁平上皮にできる、扁平上皮ガン‥
頸管粘液を分泌する、腺組織にできる腺ガン‥
2種類があります。
子宮頸ガンのうち90%以上を占めるのが‥
扁平上皮ガンで‥
腺ガンは10%以下と言われてます‥
(でも以前に比べると、腺ガンの割合が少しずつ上昇してる傾向がある。)
子宮頸部の粘膜は、単層の円柱上皮によっておおわれ、外部からの刺激を受けやすい膣の粘膜は、15~20層に重なった扁平上皮によっておおわれてます。
そしてその境目がちょうど子宮口のあたりであり、扁平上皮ガンも腺ガンも大部分がこの2種類の上皮の境目に発生しやすい。
円柱上皮と扁平上皮の境目は、女性ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)の作用で変動しています。
エストロゲンの分泌が多い時は、境目が膣の方に‥移動。
エストロゲンの分泌が少ない時は、頸部の内部の方に‥移動します。
したがって子宮頸ガンのできる場所も、年齢によって異なり、若い頃は子宮口に近いところに発生し‥更年期以降は頸部の内部に発生します。
(私は扁平上皮ガンでした。)
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