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「・・・・ったく。無茶するからだ」
「すまんな」
今村田とウンコマンは近くの病院の一室にいた。
田んぼに飛び込み風邪をひいたウンコマンのせいである。
なんでもウンコマン特有のウンコマン抗菌が風邪のウィルスを殺そうとしたところ、逆レイプに合い一気に熱が42度を越えた。
もう意味がわからん。
ベッドに横たわるウンコマンを横目に俺は立ち上がった。
そういえば、今日塾だった。
帰ろうとした村田の腕をウンコマンがつかんだ。
「淋しい」
「はぁ!?」
「嘘」
とりあえず、顔面フルボッコしたった。
「はぁ間に合った」
ふぅとため息をつき塾できめられた席につく。
俺の席は一番右端。
となりは空いている。
先生が入ってきた。
「今日から新しい生徒がうちのクラスにきた」
クラス内がざわざわっとする。
「ウン・コマンくんだ」
ドアのむこうからコマンはやってきた。
「ぇえ、4649」
瞬間、女子たちが
「ヤバ!!タイプ!!」
「ハーフかな?名前」
などの声がひびく。
いやいや、おまえらどんだけアホなんだ。
どう見てもウンコマンだろ。
ハーフて。
奴は国産だ。
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