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…ここは? 周りは真っ暗で何も見えなくて…孤独感でいっぱいだ… 怖い… 私は膝の力が抜けて座り込んだ。 霊夢「誰か…いないの?」 涙が溢れてくる…体が震える… 怖いよ… みんな…どこにいるの? ?「霊夢」 この声は…魔理沙っ…! 魔理沙「ほら、何してるんだ。みんな待ってるぜ。」 真っ暗な闇の中で一点だけ光が現れた。 そこにいるのは手を差し出している魔理沙と、その奥にみんなが笑って待っている… おかしいな…いつものことなのに。 今は…こんなにも嬉しい… 私は魔理沙の手を握った。 魔理沙の手…こんなにも温かかったんだ… 霊夢「わかってるわよ。」 頬を伝う涙を拭って、私は歩き出した…魔理沙達と一緒に… 私が闇を抜けた瞬間、眩しいくらいの光が目に入って来た。 魔理沙「みんなぁ~霊夢が泣いてるぜ~。」 眩しい光を手でさえぎると見えてきたのは、私の顔を覗き込む皆の顔だった。
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