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竹林へ…
丑三つ時…
今、あの場所にいた全員が揃っている。
幽々子「妖夢…大丈夫?」
妖夢「ぁぅぃ…」
恐怖が極限まで来てるみたいだ…。今驚かしたら気絶してしまうんじゃないだろうか。
魔理沙「早く行こうぜぇ~」
魔理沙が体をうねらせ、目もキラキラしてる…
輝夜「それじゃあ、順番を決めましょう。人数は最高二人までとします。順番の決め方はこのくじ引きで。」
いろいろ話し合った結果、私は一人で行くことになった。
順番は、1番が紫、次が幽々子と妖夢ペア、そして次が私。
輝夜「それじゃあ、いってらっしゃい。」
紫「は~い。」
紫は気の抜けた返事をすると、後ろ手に手を振って竹林の中へと消えていった。
妖夢「か、か、帰ってきますよね?ね?」
霊夢「大丈夫よ、あいつは強いから。」
10分後…
紫「ただいまぁ~」
輝夜「あら?早かったわね。」
紫「何にもなかったからな。」
次は…幽々子と妖夢か。
幽々子「大丈夫よ。何にもないから。ね?」
妖夢「ふぁい…」
輝夜「いってらっしゃい。」
…5分後
幽々子「ただいま…」
竹林からでてきた幽々子の手には妖夢が抱き抱えられている。
幽々子「途中で気絶しちゃって…」
輝夜「あらら、それじゃあ次に回しましょうか。」
霊夢「私か…」
順番来るの早かったなぁ…
魔理沙「恐いか?霊夢~。」
霊夢「ばか、そんな訳無いでしょ。」
そして私は迷いの竹林の中へ歩き出した…
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