もう・・・君はいない第２章

いってきます

ここ最近、カイの様子がおかしい・・・

みんなでやるバスケにも顔を出さず、いつもソラに黙って一人で帰っている

その事について、テルやマナも心配している

悪い事ではないでほしいといつもマナは思っていた

「あっ・・・来た（笑）」

コウスケはマナの目線に目をやると・・・・・・

一人は茶髪で、もう一人は背が高く、もう一人は髪が長く・・・片手に缶コーヒーを持ってこっちを見ていた

コウスケはこんな近くでテルを見るのは初めてだった

「ごめん②、遅くなった。電車が少し遅れてさぁ～」

「はい②（笑）あっ彼同じ学校のコウスケ君。今日友達になったんだ☆」

テルがコウスケを見ると、ビクッ！っとなって少し固くなっていた

それを見たアズマは・・・

「そんなに緊張しなくていいよ（笑）俺らは友達大歓迎だから。なっテル？」

「あぁ、友達大歓迎☆大人数の方が楽しいしな。」

ソラのリュックからボールを取り出し、アズマが左手でドリブルを始めた

「よし、それじゃあ始めるか☆」