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辺りはすっかり暗くなり、上を見ると白く小さいのや大きな星が輝いていた
「あっオリオン座☆☆☆」
「バッカ☆オリオン座はあっち(笑)」
笑って指を指して教えるテルを見て、少し疑問に思った
「ねぇテル?」
「ん?」
「私ね、コウスケをテルに紹介したら怒るか、機嫌悪くなるかと思ってた。」
「でもならなかった・・・だろ?」
それに頷くマナを見て、マナのおでこにペチッとデコピンをした
「あいたっ!」
おでこを摩るマナを見て、テルがクスッと笑うと・・・
「ちゃんと信じてるから安心してるんだよ。まっちょっとやきもち妬いたかな?(笑)」
「ちょっとだけなの?☆」
「嘘②☆めちゃめちゃ妬いた(笑)」
以前のテルは、ここまでよく笑う人ではなかった
まるで誰かに笑うなと強く命令されているかのように・・・テルはあまり笑顔を見せなかった
自分自身で命令していたなど、知るよしもない
そして、それを救ったのがマナ・・・・・・・・・
今のテルは、心の底から笑っている
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