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その頃マナは、入学式を終えて決められたクラスに行き、新しい先生からこれからの学校行事について話していたが・・・・・・
マナの性格からして、つまらない話を黙って聞くのはとてつもなく退屈であった
メールしたくても、バイト中のテルにすることも出来ず親友のユリにメールをしようとした時・・・・・・・・・
「話、つまらないねっ(笑)」
隣の席の男子が、コッソリとマナに話しかけてきた
「だねぇ☆どこから来たの?」
「俺、コウスケ。隣街から来たんだ。よろしく☆」
「よろしく(笑)私マナ、ここ地元から来てるんだ。」
マナの名前を聞いた瞬間、コウスケの目が大きく見開いた
「マナって・・・・・・もしかして、彼氏テルって名前じゃない?」
「なっ何で知ってるの!?」
「うちの地元じゃあテルさんはすっごい有名だし、その彼女の君だってけっこう有名なんだよ(笑)」
知らなかった・・・とマナは思い、テルが有名なのはわかっていたいたが、何故自分もそこまで知られているのかだけは・・・・・・わからなかった
「彼女もめちゃめちゃ可愛いって話半信半疑だったけど、今ならその話信じられるよ☆☆☆」
突然のコウスケの言葉に、マナの顔はみるみるうちに赤くなっていった
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