あなたの背中に一目惚れ

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「絵里さん?なぁぜあんたが聞く?」 「だってこの子可愛いからもったいないじゃん。丁度美月はフリー!可愛い彼氏ができれば点数上がる!うちはリーグ昇格し、可愛い部員もゲット!いいことばっかじゃん?」 「絵里が部活思いだってことはよくわかった。でも無理だから」 この子は、やばい。 …好みすぎる。 ほんとに好きになっちゃったら、困る。 しかも…こんな純粋そうな子、ダメでしょ、私が適当に付き合っちゃ。 「そうですか…わかりました」 しおらしく言う彼に、ちょっと胸がちくっときたけど、仕方ない。 「僕、入部して先輩に好きになってもらえるように頑張ります!」 わかってなーいっ!!
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