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冬也は、夏樹に連れられ校長室に向かった。
ふと、夏樹に問いかける。
(冬也)「だりー!俺何かしたっけ?」
冬也は自分が呼ばれた事が不思議でたまらないらしい。
この問いかけに夏樹は、
(夏樹)「…てか、いっつもサボってんじゃん。」
…
(冬也)「…何かしたっけ?」
(夏樹)「…」
夏樹の的確な突っ込みに、冬也は口を尖らせ、完全に話を流した。
そうこうしてるうちに、二人は校長室に到着。
コンコン
(夏樹)「失礼します。」
ガチャ…
絨毯が引かれたリッチな校長室内には、学校長(禿)と、顔の知らない若い男が居た。
(夏樹)「校長、アホ連れてきました。」
(冬也)「ウッセ!アホは余計だアホは!!。それはそうと、俺に何の用ですか?」
(禿校長)「あ~すまんね、これから君達にとても重大な話をするから、心して聞いてくれ。」
(冬也)「…?」
(夏樹)「?」
二人は顔を合わせ、とりあえず話を聞く事にした。
(ハゲ校長)「何処から話して良いか分からんが…実は、君達にこの世界を救ってほしいのだよ。」
少しの間沈黙が流れた。
(冬也と夏樹)「…はぁ!!?」
二人はあ然とした顔で校長の顔を見た後、お互いに顔を見合わせた。
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