君がいた春  魔法・・・

10/15
前へ
/58ページ
次へ
「お前はなにも思わないのか?テレビに売ろうとか」 「はい!まったく興味がありません!」 言い切った、気持ちが良い位思いっきり言い切ってやった。 「そうか・・・お前なら・・」 北見が何かをぼそぼそと一人言のように言った。 「先輩?どうしたんですか?」 「ああ、すまん話がそれたな、それで?お前はどうしたいんだ?」 話してみるとひどく印象が変わったどこか意地悪な感じだ。 「いやただ、先輩にあの魔法をもう一度見せて欲しいだけです・・・良いですか?」 「嫌だ」
/58ページ

最初のコメントを投稿しよう!

27人が本棚に入れています
本棚に追加