君がいた春  魔法・・・

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チュンチュン 「朝か・・・」 そうしてまた今日が始まった。 まるで人とのかかわりを拒絶するかのようにボサボサに伸びた前髪にいつも無表情な顔まるで生きているのが退屈そうな顔 それが私が初めて先輩をみた感想だった。 私の名前は田上はるか高校2年生写真部のいたって普通の女の子です。 「ねえ、はるかやっぱり北見先輩かっこいいよねー」 この子の名前は七瀬美幸というミーハーな子でこないだまで他の人がかっこいいと言っていたはずだったがまた変わっている しかし、この熱し易く冷め易い性格はどうにかならないだろうか・・・ 「うん、そうかもね」 「いいなー話してみたいなー」 「へーえ」 とこのように無反応な私だったけど今は何故か先輩に惹かれている事に自分でも気付いていなかった。
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