白と黒のクマ
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…いかないで どこか聞いた事のある声が脳裏を掠める。 振り向いて声の方向をみたい。 だけど体は宙に浮き、光の方向へ。 「どうしたの?」 王子様は聞いてきた。 「後ろから声がきこえて…」 緋は答える。 「…そっか。いこう。」 「うん。」
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